妻の四十九日を終えて

今日は朝から快晴、これが本当に秋晴れというのでしょう。穏やかな今日は9月10日に亡くなった妻・弘子の満中院・四十九日、午前10時30分から福山市の定福寺で四十九日の法要を行いました。早いものでもうあれから四十九日も経ったんですね、早いもので…といいましたが、まだ…という気持ちもあります。亡くなった後に女房の頬を撫でてやったとき、まだ温もりを覚えたこと、寝台車で福山へと運んだこと、そして葬儀のことなど考えますと、随分前のことのように思えた来ます。
今日の法要も息子とYさんご夫婦の4人だけの法要をしました。終わって本堂から外へ出ますと、眩しいほどの太陽が降り注ぎ、女房がこの世から来世へ行ったことを優しく見守ってくれているように感じられほど、今日は本当に柔らかな日差しでした。これで一区切り、明日からは少し気持ちを入れ替えて生きていかねばなりません。勿論毎日の供養は当然ですが、少しづつ自分に言い聞かせて…
お昼は4人で中華料理でお腹を満たしました。私の馴染みのお店で個室があり、椅子に女房の写真を飾ることができました。私と子供との最後の食事でもありました。想い出話しが出るとまだ胸に詰まるものがありますが、49日の日にちがそうなのか知りませんが、もう涙が出ることはありません。時間がそうさせてくれるのでしょうね。今日は自宅の女房の周りにはお花が一杯です。今回は納骨はしませんでしたので、1周忌まで自宅においておきますが、今の様に飾っているのは今日まで、明日は写真なども片付け、お骨も女房の部屋に移そうと思います。やはり居間において居ると、何時までも引きずりそうで…
ともかく無事法要が出来ました。法要に関して何も知らず、失敗がいくつかありましたが、知らないことばかりで情けないものです。今は年寄りと暮らすわけでもなく、教わっていないので仕方が無いとも思いますが、いずれにせよ、快く見送ってやれれば形はどうでも…と思っています。
最後に…妻が亡くなった後や今日まで、多くの方からお悔やみや励ましのメールを沢山頂きました。本当に有難う御座いました。とても勇気と元気を頂き感謝しています。今日で一区切り、明日から更に頑張ってまいります。私は元気です。