十姉妹の雛が受難?

連日続いた35度の気温もようやく下がり始めましたが、34度でも今までよりも随分と涼しく感じるものです。直射日光の下ではまだまだ厳しい暑さですが、日陰に入ると爽やかな風が秋の気配を運んできており、思わず「涼しい」と独り言が出ます。
先日独り立ちした十姉妹の雛がえさを変えている隙間を見つけて逃げました。コキンのハウスは金網で囲ってありますので外へは逃げられませんが、逃げた瞬間嫌な予感が…一旦飛んでから下へ落ちました。問題はそこなのです。実はコキンハウスの地面には連日現れて落ちたエサ目当てのハツカネズミが来ていますので、ともかく捕まえてやろうと、ゲージの奥にねずみの粘着板を3枚置いてあるのです。十姉妹も慌てており下の奥へ「ヤバイ!」と思った瞬間「キッキッキッ」のけたたましい鳴声、何が起こったのかは直ぐに察しがつきました。慌てて覗くと想像通りの結果が。離そうと思ってももう離れるものではありません。パニックの雛を見ていて決断、このままならどうせ死ぬのですから、思い切って引き剥がしましたが意外と簡単に、しかしその姿は見るも無残!粘着シートには尾羽や風きりハネが…まるでひよこの姿になった十姉妹の哀れな姿が…足にもついていたので拭きましたが、中々完全には取り除けず、ベタベタするのか止まり木から飛び立とうとしても引っ付いたままでバタバタするだけ。でも何とか一命はとりとめ夕方には変な姿で兄弟と並んで止まっていました。