9年前の忘れ物と出会えて…感動!

今日は朝から雨模様、夜には結構雨足が強まっていましたが、日付けが変わる頃から雨の音がしなくなりました。明日の休みのどうやら雨のようで残念です。
昨日は久し振りに嬉しいと言うか感動したと言うか、私にとってはいいことがありました。今の住まいには平成14年に移ってきましたが、それまでに住んでいた家には忘れ物をしており、今までズッと気になっていましたが、殆ど諦めていたことがありました。引越しのときにバタバタして忘れてしまいましたが、直ぐに他の方が入られたので、どうすることも出来ませんでした。その忘れ物とは柱に付けた子供が幼稚園から小学校6年までの成長のキズ後なのです。勿論柱を持って引っ越すことは出来ませんので、せめて同じ長さの紐でも紙にでも型にとっておきたかったのですが…毎年正月と5月5日のこどもの日に柱に立って計っており、私には何よりも大切なものです。
昨日何の気なしにその家の前を通りましたら空き家になっており、大工さんが内装の工事をしておりました。これはチャンスと事情を話し了解を得ましたので入りましたら、柱にはくっきりと傷のあとが残っておりました。暫く見ていましたら胸が一杯になりました。直ぐに自宅に戻りたまたま買っていた幅10センチの綺麗な板がありましたので、カメラも持って再び行きました。板を柱に並べてキズと同じところへ目印を入れ、日付けも書き写しました。そしてカメラに収めて…自宅に戻ってから板を眺めてその当時の子供の背の高さを思い、手を繋いで歩いていた頃の思いにふけました。早速入院中の女房に連絡しましたら大喜び、やはり気になっていたようです。そんな我が子も今じゃ大学4年生、京都でノンビリと暮らしております。柱のキズなんてただのキズですが、私にとっては何よりも大切な想い出の宝物、本当に嬉しい出会いとなりました。