滋賀県・琵琶湖から鮒ずしが

今日は珍しい贈り物が届き、子供の頃に食べた想い出が一瞬心の中に広がりました。夢工房の鳥をお譲りしてから快くお付き合い頂いている滋賀県のMさん(そういえば昨日登場した佐渡の方もMさんでした)から、綺麗な包み紙に包まれた小さな箱が届きました。丁寧で達筆なおお手紙まで入っており、Mさんの人柄がうかがえます。中を開けると琵琶湖の名物で有名な「鮒ずし」と「小鮎の甘露煮」が入っていました。この鮒ずしは寿司ではなく、多分お米を発酵させたようなもので。酒飲みにはたまらない珍味です。しかし匂いが発酵食品ですので強烈で、私は京都の子供の頃に一度頂きましたが、子供には強烈な味と匂いで一口も食べられずに「大人は何でこんなものが美味しいのだろうか?」と疑問に思ったことが思い起こされました。さてあれから50年以上、その大人ですので今回はきっと美味しく頂けると思います。お礼の電話を入れましたが「うちのは余り匂いはないです」とMさんの言葉、今度は仲間と呑むときに開けようと思います。Mさんと電話でお話した最後には必ず「おおきに」京都の言葉が聞こえてきます。それを聞くといつも望郷の念にかられます。Mさんは湖北で民宿を経営されていますので、一度時間が出来ればお尋ねしたいと思います。
今日は次回出品する日の丸鳥や他の鳥の撮影をしました。色が完全に上がった日の丸鳥は実に美しく、鳴声も可愛いものです。今回は1羽パイドも頂きましたが、これはオークションへは出品せずに、暫く手元に置いて楽しんでみたいと思います。ようやく産卵が本格化しており、ようやく南洋青紅鳥も産卵を始めてくれました。まだルチノーペアーなどは産卵しませんがようやく秋のシーズンに入ったようです。