アキクサのルビノーペアーに雛!

昼からかなり強い雨が降ってきました。どうやら明日は台風が接近するようで、広島県は直接の影響はなさそうですが、大雨の予報が出ています。進路によっては庭のビニールハウスも片付けなくてはなりませんし、小鳥の移動も考えますので、出来ましたらこのまま太平洋の上を走り抜けて欲しいものです。
飼育担当から思わぬ朗報が飛び込んできました。既に3歳以上になるアキクサのルビノーペアーにようやく1羽の雛が誕生したようです。勿論100%ルビノーの雛です。我家にとっては何より嬉しい雛の誕生です。と言うのはオスは今アキクサとは全くの異血で今後のためにはぜひとも欲しい血で、2年前からペアー組していましたが、全く繁殖の気配はなく2年過ぎてしまいました。殆どその存在を忘れていましたが、1ヶ月近く前の日記に書きましたが、産卵しているとの報告がありました。卵は4個でした。それから私は気にしていなかったのですが、「孵っています!1羽ですけれど綺麗な雛が見えました」との電話、多分残りの3個は駄目なようですが、それでもこの1羽は貴重な雛です。と言うことは交尾をして有精卵だったわけで、おまけに子育てもしているわけで、初めての産卵を考えますと今後はもっと上手に繁殖してくれると思います。現実に生まれたのですから完全なペアーで繁殖できるペアーであるのです。何とか無事に育ってくれればと思います。
昨日思うようにならないコキンのペアー組み換えをしました。やはり相性が悪いペアーは全く繁殖してくれませんので、この秋へ向けての組み換えです。そこで驚くことが起こりました。黒顔白胸のオスは今までのメスだけでなくどのメスとも合わなかったのですが、オスの鳴声に反応している別のペアーのメスを入れてみました。すると今まではメスを追い払ったりコツイたりしていたオスが突然メスの横に止まり、1分もしない間に突然クビを激しくフリ、ピョンピョン飛び跳ねて猛烈なモーションをかけへ始めました。ひと通りの儀式を終えると、何と今度はメスが激しくクビを振りオスと全く同じ行動をしたのです。そして尾を横にしてオスを誘っています。これには驚きました。お互いお相手がいるのにゲージの金網越しに愛を実らせていたのでしょう。これでは今までのペアーが上手く行くはずがありません。既に今日もラブラブの2羽、長かった思いが叶って只今新婚生活のスタートです。女房・亭主を盗られた子にはまた相手を探さなくてはなりません。