息子の卒業式で京都へ

昨日は息子の卒業式に参加のため、午前7時過ぎの在来線で岡山へ向かい、岡山から8時過ぎの新幹線に乗りました。平安神宮近くの産業会館はかなり大きいのですがすでに満員状態、子供とも無事に出会えて何とか会場に入りましたが金屏風の前には歴代の学長や教授が並んでおりました。学長の言葉などでタンタンと進む卒業式でしたが、卒業生は2860名でしたので保護者を入れると5千人以上の式は物凄い迫力です。しかし最後に全員起立して蛍の光を歌いましたが、そのときは無事に子供を卒業させ、社会に出せたことが胸を過ぎり少しジ〜ンときてしまいました。朝早くに福山を出て大変でしたが、子供と式に参加してよかったと思いました。子供とは一旦別れて私は12時にお約束をしていた近くの木屋町の付属ペット病院の久保先生の所へ…jコキン鳥がご縁でまだ一度しかお会いしたことが無いのに昼食ご招待いただきました。しかし行く前に先生の奥様がされている超一流の料理旅館のことをPCで検索して、お尋ねするのを少々ためらってしまいました。何とお店は国の有形文化財、幕末の維新の桂小五郎が芸妓の幾松の木屋町寓居跡です、そしてお料理は数万円クラスで、そこで昼食などと…お店に入りましたがそこは別空間、女将さんのお出迎えを受けてお部屋へ、そこで先生と女将さん私のメル友の娘さんのS子さんと4人で…次々と本当の京都の懐石が出てきました。話も弾んであっという間に時間は過ぎてしまいました。こんなおもてなしを受けて光栄で恐縮ばかり、でもお料理は流石に一流で本当に美味しく頂きました。久し振りに素敵なご夫婦と出会った感じです。
今回久保先生のお名前を出しましたのは、獣医の先生で小鳥のことが分かる方は先ずいらっしゃいませんが、先生は小鳥はご自分がご趣味なのでバッチリ!京都の近辺の方で小鳥の病気でお悩みの方には是非!との思いから書かせていただきました。人間なら赤ひげ先生のような方で素晴らしい人格の方です。最後に病院のアドレスを添付しておきます。
ご夫婦のことをもっと沢山書きたいのですが書き切れません。性格は全く正反対のようですがお互いを認め合って…良いですね、またお会いできればと思っております。少しおしゃべりをしすぎ、長居しすぎてしまい反省しながらタクシーで京都駅へ向っていましたが、携帯に女房の入院先の川崎医大病院の医師から電話が…今鼻からチューブで栄養を入れていますが限界があり、お腹に穴を開けてそこにチューブを直接胃に入れる胃ろうをとの提案、明日病院へ来るようにとのことでした。とうとうここまできてしまったかと考えてしまいました。
帰りの新幹線が福山へ近づき、窓から暗い街が見えたときは自分でも分かりませんが、無事に我が子が卒業した安堵感と喜びの中の寂しさ、そして女房の命がローソクの火が少しづつ消え始めているような思いで、突然胸が熱く一杯になって車窓の景色がにじんでしまいました。
まあ色々ありますが頑張ります。まだ話はつきませんが今日はこの辺にしておきますが、今日は忙しかったですが卒業とお食事で想い出に残る貴重な一日となりました。

京都ペットKK付属病院・・・http://www.qlife.jp/pet/hospital_detail_9005353_1