神戸で息子と会って

午後8時に帰宅しました。今日は昼から神戸へ行ってきたのです。以前日記でも書きましたが、大阪で社会人となった息子が私の車を持っていきましたが、結局乗る時間が殆んど無く通勤も地下鉄、駐車代も高価で結局は必要が無いということになり、再び福山へ持って帰ることになり、大阪の南までは少し遠いので、神戸駅で待ち合わせたのです。やはり都会では車は意外と不便、交通手段が色々とありますから…私も京都で生活している頃は免許が無かったですからね、福山へ来て不便さを感じて乗り始めたのですから。
昼に兵庫から友人が来たので、神戸駅まで乗せてもらいました。午後3時に神戸駅着、少し早かったので、思い切ってある場所へ…駅前に神社があるそこの裏に、子供の頃母方の祖父母がおり、小さな頃兄と京都から快速電車で冒険気分で遊びに来たものでした。大震災でどうなったか気になっていたので、こんな機会はもう無いと思い歩き始めました。余りにも変わっていましたので、50年以上前の記憶は当てになりませんが、思い出しながら歩きますと蘇るものです。そして見つけました。となりに駄菓子のお好み焼きやさんがあり、家に着くとおばあさんが直ぐにそこでかき氷とお好みを頼んでくれましたが、その場所が…感無量です。勿論家は無く綺麗なビルと住宅になっていましたが、小さな路地はそのままでした。そして子供が到着、一緒に説明しながら近所を見て回りました。
息子も運転が上手になっており一安心、お茶を飲んでゆっくりしたかったのですが、まず駐車場が無いのと、7時までに倉敷の女房の病院へ行かなければいけませんので、10分ほど話して分かれましたが、今日はもう一つ素敵なことがありました。
「お父さんこれ」と大きな紙袋を渡されました。先日貰った初の給料で買ってくれたものでした。大手のスポーツメーカーへの勤務ですので会社の商品でした。高価なウオーキングシューズでしたが、有難く頂戴しました。「有難うな」とだけいいましたが、やはり男同士ではそれ以上の会話はありませんでした。息子も照れているのか「ハイ」と渡すだけで「お父さんおかげさまで社会へ出て…」なんてお礼の言葉はいってくれませんでした。でもそれで十分です。8月に福山へ帰省する話をして分かれました。まだ書くことがあるのですが長いので今日はこの辺で。