息子が帰省しました。

暑い毎日です。女房は依然として小康状態ですが、時には39度以上の熱が出たりで、状況が読めません。部屋には婦長が大好きな嵐のCDが流れております。本人は聞こえているのか、私が訪ねているのが分かるのか全く反応がありません。以前は見舞いに行くと車椅子に乗せて散歩したり、好きなものを食べさせたりで2時間程度は過ごせましたが、今はただ寝ている女房との会話もありませんので、1時間程度しかおりません。その間何度も肩や顔を叩いてみますが、たまにまぶたがピクピクする程度で反応はなし…この状態が今後も続くのか、これでも何とか生きているのでいい状態なのか、私にはよく分かりません。
昨日帰省していた息子が大阪へ戻りました。「お母さんまた来るからね」と肩を叩いて別れを告げていましたが、彼には「何時どうなるか分からないから、生きているお母さんとは最後かもしれないので、悔いの無いように」とだけ言っています。嫌な言葉ですがこれが今の現実なので、仕方がありません。
14日に帰ってきた息子ですが、その夜は小学校の同窓会、翌日は高校時代のクラブの仲間と、そして金曜日は受験勉強した塾の仲間との飲み会で、結局一緒に食事をすることはありませんでした。最も私はそのほうが助かったのですが…1週間のお休みでしたが、2日に一度病院ですし、あとはらんちゅうや小鳥の世話で結局何処へも行かず何も出来ずまた明日から仕事になりました。来週からはらんちゅうの品評会も始まりますので、忙しくなりそうです。