季節はすでに秋へ

少し落ち着きましたのでPCの前に座りました。早いもので女房が亡くなって10日以上経過、その間に季節は駆け足で秋へと向い始め、見渡せばいたるところに小さな秋を見つけられるようになりました。居間は女房の遺影と位牌等が…本当に小さな家族だけの葬儀で見送りましたが、本当によかったと思っています。大きな葬儀も其れは其れでいいのですが、来客の対応などで忙しく故人をしのんでいるどころではありませんが、私は3日間ゆっくりと女房の横に座り、色んな思い出話や至らなかった事への詫びなど心行くまで出来ましたので、見送るときもそれほど悲しくありませんでした。
棺にお花を入れるのも、1本だけで直ぐに棺を離れるのとは違い、私たちだけですので、子供が自分で全ての花をお母さんの顔の周りに飾っていました。彼も心行くまで別れが出来たようで意外と清々しい顔をしていました。
そんな葬儀を終えましたが、家族のほかには男子会のYさんご夫婦が、3日間とも側に居てくださり、本当にありがたく思いました。長い闘病生活で大量の薬が入り、骨がボロボロで焼いたら骨が残らず全て灰になるのかと心配しましたが、何とか拾うだけありましたので、収めることが出来ました。
家族葬は本当にいいものでしたが、噂で知った仲間や知り合いが自宅にお参りに来てくれますので、結構忙しい毎日を送っております。確かに寂しいですが6年間は殆んど家には居ませんでしたので、その点は急に居なくなったのとは違い、慣れているといったらナンですが、少しは楽な感じです。毎日夜に子供が電話をしてきてくれます。自分が寂しいのか私を励ましてくれるためか分りませんが、そんなことはどちらでも良く、たった2人だけの家族になったことをお互い感じあっています。
多くの皆様からお悔やみや励ましのメールを頂きまして有難う御座いました。本当に有難う御座いました。私は元気です!