大洪水の被害に胸が痛みます。

余りのひどさに胸が詰まりました。水の怖さは想像を絶するものです。命は助かったものの、流れていく我が家を目にしてみなさん胸がはちきれそうになったでしょう、TVを見ている私も目頭が熱くなりました。3・11を思い出すような光景は…茨城県には親しくしている方がいますのでとても気になっています。おひとりはセルフチョコレートのヨーロッパ十姉妹で有名な常陸大宮市の長岡さん、もう一人はらんちゅうで日本一を獲得され、わが社の月刊らんちゅうにも登場、対談している水戸市の荻谷さんのお二人です。幸いなことに常総市とは離れているようですが、やはり大雨特別警報が出ていますので…まだ電話で来ていません。もし避難の最中だったらとかいろいろ考えますとなかなか出来ません。あとはただ無事を祈るばかりです。勿論他の茨城県の方々も同じ気持ちで無事を祈っています。
そんな今日ですが女房が亡くなった日です。思い出せば朝の7時半ごろ川崎医大病院から「奥さんが亡くなった」との電話が入り、急いで病院へ行ったことを思い出します。でもなんだかとても自分が落ち着いていたように思います。と言うのは前日見舞いに行ったとき、既に50日間意識が無く植物状態だった女房を見て、もう長くないな…と感じ、反応の無い手を握って頬を撫でて、心の中で「もう駄目かも知れないね、長い間苦しかったね、もう頑張らなくていいよ、ゆっくりお休み、26年間有難う、安らかに眠りなさい」と自分なりに別れをしていたのです。そしてこれで彼女が25年間、そして最後は6年半痛みと病気と闘い、それに解放されると思うと…昨日のことのように思い出します。先日3回忌をやりましたがやはり今日はまた違った気持ちの一日でした。
夜は何にも出来ませんでしたが、女房が好きだった炊き込みご飯を作って女房が使っていたお茶碗に入れて、供えてやりました。もうこれ以上何もしてやれませんのでお経を読んで今日を締めくくりました。今日の炊き込みご飯は栗ご飯で、なかなかおいしく出来ましたので、私も夜は炊き込みご飯とサラダ、出し巻き卵とお味噌汁でした。勿論全部私の手作りですよ。
さてらんちゅうですがもう間違いありません。全国クラスが見えてきました。それも上位が見える魚が出来ました。同クラスが3匹、本当に今年は抜群の出来です。先日見に来た連中が「ひょっとしてまたやったかも…」との評価をしていました。確かにそれほど良い魚です。数年に1匹出来るかどうかの魚の質です。自分でもほれぼれしています。でも私は今出す気持ちはあんまりないので…でもこれだけの魚を…といろいろ迷い始めています。まあ迷うほどの魚が出来つつあると言うことでしょう。嬉しいですね。来週は1週間用事がびっしりです。そのため好天の明日は大切にそして土・日は有効に使わなければなりません。