十姉妹の仮母が…

随分と涼しくなってきました。朝は毛布1枚ではちょっと寒さを感じています。今日は久し振りに京都で大学生活を送っている息子がお母さんの見舞いを兼ねて帰ってきました。倉敷の川崎医大で母親を見舞い、そこで私と合流をして福山まで車で戻りました。会うたびにたくましく既に親離れをしている我が子が眩しくさえ見えます。嬉しいやら寂しいやら複雑な気分です。勉強の話や知らぬ間に出来ている彼女の話をしてくれます。男の子ですがよく話をするので助かります。火曜日の午前中には京都へ戻るとのことで、もう一度母親を見舞うようです。
昨日の朝、思わぬ光景が…ブルーコキンの卵を温めている十姉妹のメスが水飲みに顔を突っ込んで死んでいました。突然の死です。卵を温めて1週間、このままではまずいと他の十姉妹を仮母にと考えましたが、オスが1羽で温めていますので、暫く様子を見ることにしましたが、またまた我家で感動物語が生まれそうな感じです。このオスは卵を温めて一切出てきません。ただひたすら動かずに温めています。私が気が付いた限りでは一切エサを食べにすら出ていません。そして夕方急いで巣から出てきたオスは狂ったようにエサの本気で食べ…食べて食べて食べまくりです、そして水を何度も飲みます。自分が1羽になったのが分かったように卵を温める責任感だけでエサも我慢していたのでしょう、見ていると胸が詰まりました。暫く食べて本当に急いでまた巣の中へ飛び込んだお父さん、またがっちりと抱卵です。最初は他に仮母に…と考えましたが、このブルーコキンの卵はこのオスに全て任せることにしました。この子から卵を取り上げることは出来ません。この子に賭けることにしました。
以前羽衣セキセイのお父さんが抱卵中のメスに代わって孵化から子育てまでしましたので、きっとこのオスも子育て上手の我が夢工房の立派な仲間だと信じています。頑張れ!!