らんちゅうの選別とアキクサの雛

依然として熊本の地震が収まる兆しがありません。おまけに朝晩の寒さは厳しいものです。震源地が次第に移動、このままどうなってしまうのでしょうか?ともかく心配です。今日は3月末に生まれたらんちゅうの選別をしました。ただこんな被害が出ている熊本のことを考えると「こんなことしていていいのだろうか?」と少し躊躇もありましたが、成長がありますので少し心が苦しい中で始めました。正午から初めて終わったのが午後5時、くたびれました。本当に年を感じてしまいます。以前は始めたら必死で昼ご飯もおにぎりでかぶりつきながら続けました。良い魚が出ていないか楽しくて楽しくて…ルーペを使って糸くずのような小さな稚魚を1万匹近くを選別する大変な作業、この年になるときつくてきつくて!30分やったら休憩、1時間したらお茶と集中力が続きません。500匹程抜いたら後は流して止めようと思っていましたが、魚が思った以上に良く、結局最後まで選別しました。くたびれました。ドット疲れが出ています。でも魚が良かったので苦労のし甲斐がありました。同じ頃生まれた稚魚がまだ3腹いますのでこれからが大変です。なんと言っても1回目の選別は厳しいです。
ルビノーの雛が残っていた件ですが、何とか親が面倒を見てくれたので順調に育っています。それより12個もの卵を抱いている別のルビノーペアーに小さな雛が孵っていましたが、後の卵がどうやら中止卵のような感じです。おまけに朝気が付けば雛があまりエサを貰ってい無いようで、小さな声で鳴いています。まだ毛も生えてい無いようでこのままではピンチ!早速繁殖場から来てもらいこの状態でもサシエで育てることにしてもらいました。担当の者も「こんな小さな雛はやったことが無い」と不安気でした。それならついでに手乗りにしようと、1羽残った雛もサシエで手乗りにすることにしました。1羽も2羽も一緒ですからね。電話があって小さな雛も何とかエサを食べ安心とのことです。
親たちと言えば雛を出したものですから早速ルンルン気分!です。らんちゅうの選別をしていたら頭上から「ピッピッ」とメスの甘い声が…見るとなんと早速オスが乗って交尾の真っ最中!「ええ加減にせい、メスを休ませてやれ!」と怒って交尾を止めさせました。ホンマに好きなオスです。ひょっとして飼い主に似るんでしょうか?